
1.補強対象建物(新築・既築)の耐力壁の量、重心位置、剛心位置及び偏心率を算定しそれらを
補正するために必要な
パワーガードの取付個数、取付位置を下記の数値を基準に算出する。
2.水平抵抗力の算定には、パワーガード1個の有効壁長さを0.25間(0.445m)とする。
3.偏心率の算定には、パワーガード1個の有効壁長さを0.125間(0.2275m)とする。
1.補強工事の前後で、同条件にて測定を行い結果を比較する。結果とは、両方向の共振振動数とその際の2箇所の最大
変位振幅とする。
2.補強後に共振振動数が高くなることと、変位が2/3以下になることを確認する。
3.補強前の測定で、固有振動数が3Hz以下の場合には壁補強も併用する。
4.補強前の測定で、固有振動数が6Hz以上の場合には補強の必要性も検討する。
1.パワーガードは、主として1階の独立柱と2階の梁の接合部に取り付ける。
2.剛心を中心とした重心側に取り付ける。
3.通し柱が独立柱の場合(特に2階外壁直下の場合)には、梁間と桁行きの両方向に取り付ける。
4.取付部位の構造体の状況に合わせてパワーガード両端部のナットを緩め、ブラケットの角度をアジャストする。
5.1箇所の柱に梁間、桁行き両方向共にパワーガードで補強する場合、コーチボルトが干渉しない
ようにブラケットの角度
をアジャストして対応する。
6.パワーガードはできるだけL型を用いて、柱梁の芯に取り付ける。
7.パワーガードの下穴あけは6ミリのドリルを使用する。
1.筋交い端部はT型プレート、山形プレート、カスガイ等を使用して補強する。
2.基礎と土台は、金属プレート等で補強する。
3.土台と柱は、山形プレート、カスガイ等を使用して補強する。
4.小屋裏については、クモ筋交いを必要な位置に取り付ける。
5.小屋束の接合部に隙間がある場合は、埋め木をしてT型プレート等で補強する。
6.ゆるみのあるボルトは締め直す。
7.その他、診断時に老朽及び腐食が確認された部位は改修工事を行う。
8.施主の要望に応じて、家具の転倒防止とガラスの飛散防止フィルム張りを行う。
9.施工写真は全ての補強カ所を写したもので、1部は施主に提出、1部は施工会社が保管する。
